猿と人間

第27回 「日本三庚申の一つで病気平癒のコンニャク封じとカラフルな「くくり猿」が有名な『八坂庚申堂(やさかこうしんどう)』in 京都」

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こんばんは!カナパンBlogの管理人・中西 拓巳(@REDSKY_24)です。
今回は、前回の記事で紹介した悪縁切りの御利益のある「安井金毘羅宮(やすいこんぴらぐう)」を後にして訪れた、日本三庚申の一つで病気平癒のコンニャク封じとカラフルな「くくり猿」が有名な「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」をご紹介します。

安井金毘羅宮の先には一体…

安井金毘羅宮を前に左手に見えると言っていた大きな石の鳥居を超えて、急な坂を2㎞程遡った最初の角にこのような京都ならではの雰囲気を感じられる小道がありました。

写真のように着物を着た人が多かったが、この周辺で多くのお店がレンタルをしているようでした。

変わった神社とは一体?!

八坂庚申堂 入口

夢見坂を前にカラフルなオレンジ色のエントランスが出迎えてくれた神社は「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」と呼ばれるお堂がありました。

「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」とは?

このお堂は、正式には「金剛寺庚申堂(こんごうじこうしんどう)」といい、東京・浅草寺、大阪・四天王寺と合わせて日本三庚申の一つだとか。

「庚申信仰」とは、年に6回ある庚申の日の前夜、人間の体内にいる三尸(さんし)の虫が、眠っている間に体内から抜け出し、その人の罪を天上の帝釈天に告げ寿命を短くすると言われるため、この夜は眠らずに夜を明かす庚申待ちと呼ばれる信仰が広まったもので、地元の方から「八坂の庚申さん」の愛称で親しまれているお堂の1つです。

このお堂は、病気平癒のコンニャク封じが有名で、年6回の庚申日は、神社で「コンニャク焚き」の接待が行われます。
これは八坂庚申堂の開祖である浄蔵貴所が、父の病気祈願にコンニャクを捧げたところ無事治ったということに由来しています。
このコンニャクは、少し変わった形をしており、この神社の守り神は「くくり猿」という猿が主で、コンニャクがその猿の形にくり抜かれているのです。
そして、それを北を向いて無言で3つ食べると、無病息災で過ごせるという言い伝えがあります。

お堂の様子

願い事 カラフル

境内はこじんまりとしており、安井金毘羅宮よりもコンパクトでした。
その境内に売店があり、そこでこのカラフルな布の玉を購入することができます。
このお堂の守り神の「くくり猿」を模して作っており、そこに願い事を書いて神様に願掛けをする風習があるそうです。

なぜ、このお堂で「くくり猿」を主としているのか?

理由は、手足をくくられて動けなくなった猿の姿を模すことで、欲に走らないようにと人間を戒めようとしているからだそうです。
人間は誰しも、夢や希望を持ち、それを叶えようとすると、余計な欲望まで抱き、心が乱れてしまいます。
そんな時にこの「くくり猿」を使い、人間を戒めるのです。
猿は庚申の使いとされ「見ざる、言わざる、聞かざる」の3匹の猿も境内の至る所にいました。

このお堂周辺の民家やお店の軒先によく見かけ、「御縁があるように」「家庭円満」などの願いが込められているとか。

ロケーション

アクセス:市バス「清水道」下車 徒歩約7分
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:無料
住所:京都府京都市東山区金園町390
TEL:075-541-2565
参考HP:https://kosodate-ninjya.com/instagram/yasaka-kosindo-omamori/

RED_SKYまとめ

何度も京都に足を運んでいますが、このような奥深い神社があったことには気付きませんでした。
実際にこの神社を訪れてみて僕もたくさんの欲はありますが、その欲が深過ぎることは災いの元で「現在ある幸せに感謝して、欲を持ち過ぎないようにしないといけないな」と思いました。
ここは、信仰に触れたい人や心をコントロールしたい人、インスタ映えする場所をお探しの人にお勧めの場所です。

このお堂でも御朱印を300円で書いて貰えるので、ご興味のある方は売店へ行ってみて下さいね。

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